ワクチンと去勢・避妊について

ワクチン接種と去勢・避妊
  • 当会では、猫風邪予防の為に全ての保護猫にワクチン接種しております。譲渡はワクチン接種後となります。
  • 適齢期を迎えている猫は、去勢避妊手術をしております。脱走などにより不幸な野良猫を増やさない為、感染症から身を守る為、去勢避妊をする事で防げる病気がありますので必要だと考えます。

    当会で、去勢避妊手術を施していない猫については、譲渡後に猫が適齢を迎え次第飼い主様で必ず動物病院へ連れて行き実施して頂くのが譲渡条件となります。

外部・内部寄生虫の駆虫について

寄生虫の駆虫
  • 保護している猫達は、身元不明のため保護当初おなかに猫回虫や猫条虫がいたり、ダニなどなんらかの虫がいることが殆どです。
  • レボリューションやプロフェンダー・ドロンタール等の駆虫薬にて駆虫しておりますが、各個体の譲渡時期によっては完全に落ち切っていない場合もございますので、譲渡後は必ず動物病院にて便検査を受け、引き続き虫がいなくなるまで駆虫してあげてください。

猫エイズ・猫白血病検査について

猫エイズ・猫白血病検査
  • 当会では、生後半年以下の猫は、親の移行抗体などが残ってる場合があり正確な検査結果が出ない為、両感染症の血液検査(院内の検査キット)は基本的には行っておりません。検査をしていない猫の検査を希望する場合は、PCR検査をする事は可能ですが、検査費用は希望者様の負担とさせて頂きます。(PCR検査は、結果が出るまで2週間程度かかります)
  • 猫エイズ(FIV)、猫白血病(Fe LV)は、猫同士のみで感染するウィルスです。
  • 猫エイズは基本的には唾液などでは感染しませんが、陽性猫の血液などが体内に入る事で感染します。感染経路は血が出るほどの喧嘩、後尾など。陽性猫が口内炎などで出血してる場合、陰性猫との食器の共有やグルーミングでも感染します。
  • 猫白血病は、唾液、糞尿、血液から感染します。陰性猫と同じ家で飼育する場合は、陰性猫と陽性猫の部屋を分ける必要があります。陽性猫を触った後は手を洗う、同じ食器やスポンジを使い回したりしないなどの注意が必要です。